映画「カツベン!」のエンディング曲(歌:奥田民生)のミュージックビデオが、公開されました。
奥田民生「カツベン節」映画オリジナルMV+メイキング
ここまでネタバレして良いのか?!と思うほどのサービスカットが満載のミュージックビデオ。
キャストも続々と発表されて、いよいよ公開が近づいてきた、といった感じです。
この「カツベン節」、周防義和さんがアレンジ&補作曲したものですが、デモの段階から、なんて「多幸感」を醸し出す曲だろう、と思っていました。
元々は、アメリカの作曲家、ヘンリー・クレイ・ワークが、軍歌として作曲したものを、大正時代の日本で、俗っぽい歌詞が付けられて流行歌になったそう。
映画「カツベン!」では、私も一部、音楽を担当させてもらったので、周防義和さんや監督、スタッフの皆さんと一緒に、大正時代の音楽や文化を学ぶイベントに参加しました。
その時に見た「東京節」が、今回映画のテーマにぴったりなんじゃないか、ということで、周防義和さんが、試しに作ってみたら、監督、スタッフの皆さんからも大好評で。
ちなみに、うちの娘(当時6歳)も、「カツベン節」が大好きになって、夕食の時に永久リピートさせられる、という日々が続いた時期も。
アレンジがまたすばらしく、金管、弦、ホンキートンクピアノ、木管など、豪華な編成、流行歌にはない知的なアレンジながらも、あたたかく、懐かしく、幸福感に満ちた曲になってるなぁと思います。
そして、奥田民生さんのボーカルが、なんとまぁこの曲の世界観にぴったりだこと。
レコーディングには私も同席させてもらいましたが、奥田民生さんにしか出せないであろう「味」が、どんどんこの曲を素敵にしていく過程は感動ものでした。
「カツベン節」ミュージックビデオ、ぜひご覧ください♪